あのとき ぼくは死にそうだった

喘息発作で 眠れぬ日々 

気管支拡張剤をシューッとすると

その瞬間だけ救われた


シューッ シューッ シューッ シューッ

使いすぎて効きめがない 

病院で吸入・点滴しなくては 息ができない

ずーっと発作を繰り返してきたから 誰も呼べない


電車は走っていない 夜明けはこない

呼吸ができない 時間は全然進まない 

ベランダ越しにうっすら見える富士山

もうぼくは死ぬんだと覚悟した


ぼくはいま 二度目の人生を 生きている

どんな嫌なことも 苦しいことも 

受け入れられる 乗り越えられる

ぼくは 生かされているのだから






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