いきおいあまって怒鳴り散らしたことがある

思いに任せて人を傷つけたかもしれない

カーッとなって荒れ狂った日もあった

悔やんでも悔やみきれない あいつは言った

なんでそこまで追いつめてしまったのかと



いまは 思う ひとには愛する人がいる 

守るべき家族がある 

背負っているものがある

一過性の思いだけで

その人の人生を決めつけていはいけないと



人生狂った人がいる

かけちがったボタン 踏みにじられた時間 

どんなに善人でいようと思っても

うらみがましく思わずにはいられない

あいつのせいですべてがおかしくなったと



罪を憎んで 人を憎まず

あいつを許すことなどできるだろうか

忘却の彼方へ置き去ることなどできるだろうか

一生抱えて生きていくしかないのだろうか

すべてを受け入れることなどできるのだろうか



目をつむって想像してごらん

森のなかで鳥たちのさえずりに包まれている自分を   

山のふもとの道のべに咲いているすみれの花を

折れるほど柳の枝に雪は積もらないことを

星ぼしは暗い夜空ほど美しく輝くことを






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