もぬけの殻になってしまった

ほんとうにいなくなってしまったんだ

ぼくが追い出したのかな

悪く思わないでほしい

真意をわかってほしい

空っぽの部屋に

心の叫びがしくしくと響く



ポッカリ穴が開いてしまった

ぼくがしたことはこういうことだったんだ

いるはずの人がいなくなり

あるはずのものがなくなって

あなたも同じように虚しさを感じたに違いない

空っぽの部屋は

申し訳ない気持ちでいっぱいになる



だけど、



がらんどうになってしまった

その部屋は、新しい日々が始まったんだ

と気付かせてくれる あなたにも ぼくにも

同じ空の下で今まで以上に

素敵な笑顔を輝かせていると信じている

空っぽの部屋は

それぞれの希望に充ち溢れている







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