二十代なら
燃え上って
熱病に侵されたように
三十代なら
そろそろ潮時と
追い立てられるように
四十代なら
お互いを尊重して
老後を抱きしめるように
結婚する
まさかきみが
こんなに太ってしまうとは
思いもしなかったし
まさかぼくが
こんなに短気だとは
きみも知らなかっただろう
どんなに最愛の人であっても
大好きな時もあれば
おもしろくない時もあって
山あり谷あり
きみを失ってから
きみの大切さに気付くのでは
遅すぎるから
きみが話を聴いてほしい時には
きみと語らい
きみが旅に行きたい時には
きみと旅立ち
きみが抱きしめてほしい時には
きみを抱擁しよう
あの日誓ったように
コメント
コメント一覧 (2)
琴線に触れる詩ですね。
奥が深いです。
大変気に入りました。
弊社のブログに掲載させて頂きます。
ご縁に感謝致します。