一段一段地道に人生の階段を上る
自分を鼓舞するために
乗りのいいサウンドを聴きながら
テンションを上げていく
十二段上っては踊り場を折り返し
上へ上へと上っていく
同じことを繰り返し
ふと見上げればまだ道半ばだ
下から追い上げてくる奴がいれば
なおさら煽られてペースが上がる
足取りが軽い日もあれば重い日もある
それでもずんずん上る
エレベータに乗って
スーッと着いてしまえば
気がつくことのない自分との対話がある
一曲聴き終わらぬうちに呼吸は乱れ始め
やっとの思いで自己実現のスタート地点に
たどりつき汗を拭う
人がやれそうでやらないことを毎日続け
楽しようと思えば楽できるのに
楽な道を選ばない
目の前のことから決して逃げださない
そんなバカみたいな実直さが
自信と信頼を形づくっていく
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