いま大震災が起きたらどうしよう

いつ起きてもおかしくないのなら

家族がそろっているいまならば

不幸中の幸いかもしれない



ルーティーンの中で

生活感を失ったサラリーマンは

エマージェンシーでは

役に立たないかもしれないけれど



家族とともにいられるのなら

どんな困難でも乗り越えられる

そして地域の復興のために

近隣の絆を大切にするだろう



そんな中で

出社要請されたらどうしよう

交通手段さえあれば家族と離れ離れに

ならなくてはならないだろう



何本もの川を越えて

数十キロも離れた会社に

勤務しているときに

大震災が起きたらどうしよう



社員の安否確認やお客様対応、

会社の事業継続のために

出来うることを考えて

走り回ることだろう



それでも家族の安否が気になって

早く帰りたい帰りたいと

家族のぬくもりを感じたいと

今にも飛び出したい気持ちになるだろう



たとえ電車が動いていなくとも

橋が落ちて渡ることができなくても

少しでも近くにいたい一心で

歩き続けることだろう





にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ

人気ブログランキングへ