なにごとにも
始まりと終わりがあるように
万事は因果関係で結ばれて
相対的である
絶対的なものなど
この世には存在せず
永遠というはかない夢を見て
時の流れと戦い続ける
私がここに存在するのは
ぽっと生まれた訳ではなく
私の親や先祖から
脈々と受け継がれてきた魂
絶対的な存在としてではなく
相対的な存在として
私は歴史の中にあり
この国に生まれたのだ
ゼロかイチか
二項の対立ではなく
多様な円環のシステムの中に
投げ込まれた一石にすぎない
いま目の前の人を心から愛し
いまできることを後回しにせず
精一杯生きることしか
確かなことなど何もないのだ
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