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修験者の如く

岩場を登り

山道を行く



木々は天高く

聳え立ち

厳かに見守る



噴火のときに

朽ちかけた幹は

青龍の如く蘇る



岩は苔むして

根が蔓のように

巻きついている



ここでは主役は

人間ではないと

思い知らされ



この先歩かせて

いただけるよう

木々に許しを請う



息も絶え絶えに

ようやく頂上に

登りつめれば



怒涛の如く

湧き出る飛泉が

滝壷へ落ちる



なにもかも

洗い流すように

すべてを浄化する



不思議と気は晴れて

木漏れ日のなか

笑顔がこぼれる





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