誰もいない

蛇口から勢いよく

流れだす水の音

扉がきしむ音

冷蔵庫を閉める音

閑散とした部屋のなか

ただ生活音だけが

虚しく響く



ひとり

話す相手がいなければ

無口でいるしかない

ぼくにはさっぱり

わからないんだ

賑やかだった時間は

どこへ行って

しまったのだろう



あたりまえだと

思っていることは

決してあたりまえ

なんかじゃない

そう気づいたんだ

きみがいなければ

ぼくはだめなんだと

はっきりわかったんだ



おかえりなさい

きみが帰ってくるのを

心待ちにしている

もうこれ以上

きみを悲しませることは

決してしないから

ただいま

ぼくは帰ってきたよ





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